視線誘導施設
視線誘導施設は、車道の左側路側や中央、分離帯又は必要に応じ右側路側などに道路線形等を明示して、運転者の視線誘導を行うために設置する施設を言います。また着雪地帯での目印や夜間の視線確保などにも配慮されている物もあります。
視線誘導標(デリネーター、デリニエーター)
デリネーターは反射器を取り付ける支柱と自動車の前照灯による光線を再起反射させる反射体(反射器)とで構成されています。その設置にあたっては、道路の構造、交通の状況を勘案して安全かつ円滑な交通を確保するため、必要がある場合に設けられることになります。
一般的に昼間の自動車運転者は、区画線や防護柵等を走行基準としながら運転を行っていますが、夜間においてはそれらの施設による視線誘導機能は著しく低下し、
道路線形等を明瞭に視認できるのは自動車の前照灯の性能の範囲に限定されてしまいます。夜間での誘導標(デリネーター)の必要性は必然的に高くなっています。
スノーポール兼用デリネーター
四季を通じて使用可能な2段式スノーポール兼用デリネーターです。冬期は上部支柱を伸ばしてスノーポールとして、夏季は上部支柱を縮めてデリネーターとして
四季を通じて使用可能です。伸縮方法もワンタッチ回転収納式やボルト式があり、支柱の材質も設置場所に応じた各種製品を取り揃えております。非常に優れた反射性能をもつリフレクターと反射シートを
採用しておりますので、積雪時や除雪時にも誘導効果が抜群です。
防護柵用スノーポール兼用デリネーター
反射体はポリカーボネート樹脂を採用、視認効果が抜群です。上部支柱に赤色の反射シートを巻いていますので、積雪・降雪時の除雪作業の目標となり、また夜間もドライバーを安全に誘導します。
スノーポール
スノーポール(視線誘導標・柱)は、積雪時や降雪時にドライバーを適切に誘導する施設であり、また除雪作業の目印としても活用されており安全かつ円滑な交通を確保するうえで、極めて有効な施設です。
大型スノーポール(開発局型・道庁型)
大型スノーポールは鋼製の支柱を基礎ブロックに埋め込み、スライド式アルミパイプを道路側に突き出して、
その先端に各種形状の『矢羽根』を取り付けます。矢羽根には自発光式タイプのものもあり吹雪などの悪天候時
にその威力を発揮します。開発局型は『固定式視線誘導柱』、道庁型は『鋼製大型視線誘導標』と呼びます。
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シェブロンマーカー
カーブ地点には、“屈曲あり”または“屈折あり”の警戒標識を屈曲または屈折が始まる地点手前の左側路端に設置することになります。
シェブロンマーカーは、この警戒標識を誘導するかたちで線形に応じて必要な間隔ごとに設置します。
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カプセルプリズム型 |
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広角プリズム型 |
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白地/赤矢 |
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黄地/黒矢 |
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蛍光黄緑地/黒矢 |
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蛍光黄緑地/緑矢 |
シェブロンマーカー寸法 PDF図面はコチラ