道路標識

road sign

道路標識を大別すると本標識と補助標識に分けられます。本標識は案内標識、警戒標識、規制標識、指示標識の4つに区分され、補助標識は本標識に付属するものとしています。

標識の板面には、一般的に厚さ2mmのアルミニウム合金板が使用されます。アルミ表面に下処理を施した後、専用の仮貼り機やハンドローラーを用いて反射シートを貼り付けます。反射材には、用途に応じて「封入プリズムレンズ型」「カプセルプリズムレンズ型」「広角プリズムレンズ型」などの種類があります。文字や図柄は専用のカッティングプロッターで切り出し、真空加熱圧着機を使用して基板に確実に圧着します。

反射材製品

reflective material
反射タイトル

プリズム型高輝度反射シートはキューブコーナー構造により、入射光を光源の方向にまっすぐ戻す再帰性反射効果を有しています。そのため、プリズム型高輝度反射シートを使用した道路標識は夜間、荒天時にも高い視認性を発揮し、安全で良好な道路環境を実現しています。

HIPプリズム型高輝度反射シート
【用途】規制・警戒・案内標識/支柱/屋外看板/交通安全用品
【仕様】プリズム型高輝度反射シートは5色の基本色を用意しています。 反射シートはロール状になっており任意のサイズに切断、型抜きすることができます。 シート裏には2種類(「熱活性型接着剤」と「感圧性型接着剤」)の透明接着剤が塗布されたものを用意していますので、用途に応じてご使用いただけます。 「熱活性型接着剤」は大量に機械で加熱圧着することができます。また「感圧性型接着剤」は手作業で簡単に貼り付けることができます。

アルミ製品・金具

Aluminum・metal fittings
  • アルミ板は1.2~3mmを基本に、標識板では2mm厚が主流です。規制標識、補助板用に『カール板』成形品もあります。
  • 標識板裏は基本的にリブがスポット溶接されます。リブにはF(低)リブとK(高)リブがあります。
  • アルミTバーを利用して標識板を取付けする場合はツメボルトを利用します。
  • 標識板を各種柱に接合する金具はO型バンドやU型バンドがあり、Φ48.5、Φ60.5、Φ76.3、Φ89.1、Φ101.6などの規格があります。小型標識の両面用金具としてコ型金具があります。

大型スノーポール

large snow pole

大型スノーポール(開発型・道庁型)は鋼製の支柱を基礎ブロックに埋め込み、スライド式アルミパイプを道路側に突き出して、 その先端に各種形状の『矢羽根』を取り付けます。矢羽根には自発光式タイプのものもあり吹雪などの悪天候時 にその威力を発揮します。開発局型は『固定式視線誘導柱』、道庁型は『鋼製大型視線誘導標』と呼びます。

スノーポール

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